戸籍収集が途中でつまずいてしまう原因とは?

相続手続きを進めようとして、「まずは戸籍を集めよう」と動き出したものの、以下が原因で途中でつまづいてしまったという声をお客様からよく聞くことがあります。

・途中で何を集めればいいか分からなくなった。
・遠い役所に郵送で取り寄せないといけなくなった。
・これで足りているのか不安になった。

実際、ご自分で相続手続きを進めようとした場合、まず戸籍収集でつまづく方が非常に多い印象を受けます。

戸籍収集がつまずく一番多い原因

戸籍収集がつまずいてしまう原因で一番多いのは、遠方の役所から戸籍を取り寄せる必要が出てきた段階で、手続きがつまずいてしまうケースです。

最初は、近くの役所で戸籍を取得し、「これで終わりかな」と思うところから始まります。

しかし、実際には、「本籍地が過去に別の市区町村にあった」ケースが非常に多く、近くの役所で、「この戸籍は、〇〇市役所に郵送で請求してください」と言われた瞬間に、一気にハードルが上がってしまいます。

なぜつまずいてしまうのか

遠方の役所に戸籍を請求することになりますと、以下の流れになります。

・申請書をダウンロードして記入する。
・本人確認書類のコピーを準備する。
・定額小為替を郵便局で購入する。
・返信用封筒を用意する。
・郵送して、戸籍の到着または役所からの連絡を待つ。

戸籍がこの役所ですべてそろえばいいのですが、さらに役所が1か所、2か所、3か所と増えていくことが多く、別の役所にも同じ作業を繰り返し行う必要が生じます。

そうしますと、「思ったより大変そうだな…」「面倒だから今日はやめておこう…」という感情がでてきてしまい、そこでつまずいてしまう方が非常に多いのが実情なのです。

どこまで集めればいいかわからない不安

戸籍の収集をしていますと、「どこまで集めればいいかわからない」という不安も、強くなってきます。

「どこまで集めればいいか分からない」不安も、ここで強くなる

郵送請求が必要になる段階では、「これで最後なのか分からない」「まだ別の役所が出てくるかもしれない」という不安も重なります。

結果として、「終わりが見えない作業」に感じてしまい、戸籍収集そのものを後回しにしてしまうのです。

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戸籍収集がつまずきやすくなる具体的な原因

以下に該当するような方は、戸籍収集を行政書士に依頼することで負担を大きく減らせます。

(1)本籍地が何度も変わっている

戸籍は住所ではなく本籍地ごとに管理されているため、本籍地が変わるたびに、別の市区町村に請求する必要があります。

→本籍地が変わるたびに、取り寄せにかかる労力がかかります。

(2)旧字体が読めず、解読に手間がかかる

改製原戸籍や除籍謄本などでは、旧字体が読み難く、現在使われていない漢字が含まれていて、また、手書きとなっていることがあり、解読に非常に手間取ることが多いです。

→慣れていないと、何が書いているか判断できず、想像以上に時間がかかることが多いです。

(3)相続人が多い・代襲相続がある

相続人が多い場合や代襲相続がある場合は以下の点に注意する必要があります。

・必要となる戸籍が増えて負担になる
・相続関係の確認や把握に手間取ってしまう
・「法定相続情報一覧図」が複雑になる

戸籍収集でつまずくと相続手続き全体が止まる

戸籍の収集は相続手続きの中で最初に行うべき作業ですので、これでつまずいてしまうと、相続手続き全体が止まってしまうことになります。

・遺産分割協議
・預貯金の解約
・保険金の請求
・不動産の名義変更(相続登記)

「戸籍の収集を面倒で後回しでいいや」と思っているうちに、相続手続き全体が長引き、相続放棄や相続税申告などの期限のある相続手続きに悪影響が生じる場合もあります。

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よくあるご質問

相続情報一覧図の手続きについて、よくご相談いただくご質問を以下にまとめました。

Q3.途中まで自分で集めた戸籍がありますが、そこから依頼できますか?


はい、問題ありません。
すでに集めていただいた戸籍を前提に、戸籍の不足分の確認や「法定相続情報一覧図」の交付手続きのみを引き継ぐことができます。

まとめ

戸籍の収集では、戸籍収集の段階で遠方の役所への郵送請求が必要になったり、旧字体・難読文字などがあり読み難く、また代襲相続などで相続人が多いと手続きが煩雑になり、途中でつまずいてしまう方が非常に多くいらっしゃいます。

戸籍がそろわないままでは、遺産分割協議や預貯金の解約、不動産の名義変更などの手続きを進めることができません。

まずは戸籍収集の段階だけでも専門家に相談することで、相続手続きを止めずに進めることができます。

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